2017-03-09 第193回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
具体的には、SBS米価格が一%低下すると業務用の国産米価格が〇・五三六%低下する関係にあって、さらに、業務用国産米価格が一%低下すると家庭用国産米価格は〇・四七六%低下する、そういう関係にあるとの研究結果でございます。これらの関係性を用いてSBS米価格が一キログラム当たり六十円低下したと仮定した場合に、我が国の米の生産額が三千四百億円減少するとの試算を行っておられます。
具体的には、SBS米価格が一%低下すると業務用の国産米価格が〇・五三六%低下する関係にあって、さらに、業務用国産米価格が一%低下すると家庭用国産米価格は〇・四七六%低下する、そういう関係にあるとの研究結果でございます。これらの関係性を用いてSBS米価格が一キログラム当たり六十円低下したと仮定した場合に、我が国の米の生産額が三千四百億円減少するとの試算を行っておられます。
○升田委員 SBS米価格偽装問題、これがまた、日本農業新聞ですが、出てまいりました。これは喜ぶことじゃないんですね。新聞に出るということはけしからぬことでありまして、深刻なことなんです。今では、価格偽装から、調査の偽装ではないか、こう言われているんですよ。
何でこれをしつこくやっているかというと、うんと全部売れているときのSBS米の価格と、そんなに落札しない年のSBS米価格と、どっちが高いんでしょうか、普通にいったら。単純です、どっちが高いか。
二十三、二十四年と二十六年、二十七年、SBS米価格はどっちが高いと思われますか。どっちが高いか。
○山本(有)国務大臣 例えばでございますが、先生御指摘のアメリカ産のウルチ米短粒種、SBS米価格の方が国内産価格よりも高いというところでございます。
また、国産米の価格は需給状況によって決まるものでありまして、SBS米価格が国産米価格に影響は与えていないというように回答されたところが、大手米卸売業者四者でございます。 入手した実際の販売価格データにおきましても、金銭のやりとり分を買い受け価格から引き下げて販売している例はなかったわけでございます。 このような実態調査から、私どもは、米の価格に影響はない、そう考えております。
SBS米価格偽装問題は、TPPの影響試算の前提が変わるような大問題であるにもかかわらず、衆議院補正予算採決前にはまともな資料は出てきませんでした。 これでは、安倍政権は隠蔽体質、説明責任を果たしていない、そう言われても仕方ないのではないでしょうか。 加えて、TPP特別委員会の理事であった福井照議員がTPPを強行採決で実現すると述べたことは、与党のおごりと言わざるを得ません。